年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	-	39	66	77	192	293	536	1096	1246	466

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	110	34.57	20.84	18.2%	86.60
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１-あり　手術・処置等２-なし	40	2.55	3.34	5.0%	70.80
040120xx99000x	慢性閉塞性肺疾患手術なし手術・処置等１-なし　手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	33	20.12	13.61	3.0%	77.30
0400801499x001	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	30	20.37	13.48	3.3%	83.33
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ75歳以上）手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	27	20.89	15.17	3.7%	83.52

呼吸器内科では、誤嚥性肺炎を中心とした肺炎での入院が多くを占めており、その他には慢性閉塞性肺疾患（ＣＯＰＤ）に対して治療等を行っています。
高齢の患者さまの割合が多い為、全国平均より在院日数が長い傾向となっています。
また、気管支鏡検査による肺癌診断も短期入院にて対応しており、近年増加傾向にあります。

消化器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術定義副傷病-なし	204	2.21	2.63	0.0%	64.69
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎限局性腹腔膿瘍手術等手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	39	13.90	9.79	2.6%	75.72
060102xx99xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患手術なし	29	10.34	7.65	3.4%	67.07
060280xxxxxxxx	アルコール性肝障害	29	11.31	14.62	0.0%	63.45
060350xx99x00x	急性膵炎手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	27	14.48	11.02	3.7%	59.52

消化器内科では、小腸・大腸のポリープの治療や、胆のう・肝臓・膵臓などの消化器系疾患に対し治療を行っています。
小腸・大腸への内視鏡治療はもとより複数疾患に対して、全国平均よりも短い、在院日数となっており、ポリープに対する治療は近年増加傾向にあります。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx99000x	心不全手術なし手術・処置等１-なし　手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	86	29.55	17.71	7.0%	83.73
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１-１あり　手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	48	3.77	3.01	0.0%	71.10
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患経皮的冠動脈形成術等手術・処置等１-なし、１,２あり　手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	45	4.42	4.40	0.0%	67.96
050050xx99200x	狭心症、慢性虚血性心疾患手術なし手術・処置等１-２あり　手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	38	4.68	3.15	0.0%	74.34
050070xx99000x	頻脈性不整脈手術なし手術・処置等１-なし　手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	24	6.79	7.56	4.2%	72.46

循環器内科では、循環器疾患に対してカテーテル治療などの侵襲的な治療や至適な内服療法・心臓リハビリテーションプログラムなどの包括的な治療により、疾患の再発予防・退院後の生活の質の向上に努めております。救急疾患から慢性期疾患まで幅広く対応しています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上）ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	45	6.60	4.85	0.0%	67.51
060335xx02000x	胆嚢水腫、胆嚢炎等腹腔鏡下胆嚢摘出術等手術・処置等１-なし　手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	22	9.86	7.13	0.0%	63.64
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術定義副傷病-なし	21	2.14	2.63	0.0%	71.57
060241xx97xxxx	痔核手術あり	20	4.45	5.72	0.0%	59.60
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）腹腔鏡下胆嚢摘出術等	12	8.00	6.37	8.3%	64.33

外科では、鼠径ヘルニア、胆のう結石症、虫垂炎、消化器・乳腺のがんに対する治療を中心に行っています。
胆嚢結石など胆のう疾患に対して主に腹腔鏡下で手術を施行しています。
痔核に対しては比較的若年層の患者さまに対する治療を行っています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折人工骨頭挿入術　肩、股等	93	46.10	25.94	14.0%	84.19
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）手術なし定義副傷病-なし	64	38.45	19.40	9.4%	79.98
160760xx97xxxx	前腕の骨折手術あり	37	18.16	5.54	0.0%	71.51
070350xx01xxxx	椎間板変性、ヘルニア内視鏡下椎間板摘出（切除）術等	22	25.86	10.31	0.0%	54.91
160700xx97xx0x	鎖骨・肩甲骨の骨折手術あり定義副傷病-なし	15	9.60	5.94	0.0%	45.40

当院では平均年齢が8０歳を越える高齢者が多くなっており、転倒などによる大腿骨や膝・骨盤・腕などの骨折や外傷が多くを占めております。
他にも胸腰椎の骨折では保存的な治療を行っています。近隣に回復期リハビリを行う病院が少ない為、
病状が安定すれば、当院の地域包括ケア病棟へ転棟し、リハビリ後に退院されます。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	17	14.41	7.34	5.9%	75.35
010160xx99x00x	パーキンソン病手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	13	18.92	17.72	0.0%	77.46
010230xx99x00x	てんかん手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	11	20.45	7.10	0.0%	79.55
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満）手術なし手術・処置等１-なし　手術・処置等２-４あり　定義副傷病-なし	10	19.60	16.13	20.0%	67.40
010170xx99x00x	基底核等の変性疾患手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	10	24.20	14.62	30.0%	76.70

当院では脳神経疾患センターとして、脳神経外科と脳神経内科の協力体制にて診療しており、脳血管疾患を中心に、パ－キンソン病やてんかんなどの治療も行っています。
ＪＣＳ*10未満の比較的意識状態のいい患者さまが中心で、薬物治療後、リハビリをして退院される方や、長期リハビリのため転院される患者さまが多くなっています。
*ＪＣＳ（日本昏睡スケール）とは意識障害の分類法であり、数字が大きいほど意識状態が悪いことを表しています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080010xxxx0xxx	膿皮症手術・処置等１-なし	23	10.74	12.55	0.0%	74.17
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	-	-	9.00	-	-
080250xx99x1xx	褥瘡潰瘍手術なし手術・処置等２-あり	-	-	35.11	-	-
100100xx99x0xx	糖尿病足病変手術なし手術・処置等２-なし	-	-	21.67	-	-
080110xxxxx0xx	水疱症手術・処置等２-なし	-	-	28.56	-	-

皮膚科では、膿皮症・帯状疱疹・褥瘡潰瘍の点滴、処置等の入院治療を行っております。
全体的に高齢な患者様が多いですが、全国平均より短い入院期間で治療を行っています。
また他疾患での長期入院患者に対する皮膚のケアなどを行っております。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
11012xxx020x0x	上部尿路疾患経尿道的尿路結石除去術手術・処置等１-なし　定義副傷病-なし	47	7.11	5.61	0.0%	63.83
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし定義副傷病-なし	40	16.55	12.58	2.5%	77.95
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍手術なし手術・処置等１-あり　定義副傷病-なし	33	2.79	2.49	0.0%	71.61
110310xx01xx0x	腎臓または尿路の感染症経皮的腎（腎盂）瘻造設術等定義副傷病-なし	25	22.44	14.40	4.0%	78.00
110070xx0200xx	膀胱腫瘍膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術手術・処置等１-なし　手術・処置等２-なし	25	8.16	7.07	0.0%	74.88

泌尿器科では、結石（膀胱、腎、尿管）がメインの疾患となっており、TULおよびＥＳＷＬ（体外衝撃波腎・尿管結石破砕術）にて治療を行っています。
また、高齢者の尿路感染や、膀胱癌・前立腺癌等のがん治療も行っています。

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎手術なし手術・処置等２-なし　定義副傷病-なし	69	22.91	20.84	17.4%	86.83
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症手術なし定義副傷病-なし	59	16.17	12.58	5.1%	80.17
100380xxxxxxxx	体液量減少症	16	9.31	9.13	0.0%	78.50
030410xxxxxxxx	めまい（末梢前庭以外）	-	-	4.87	-	-
100070xx99x110	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）手術なし手術・処置等２-１あり　定義副傷病-あり	-	-	15.20	-	-

内科では、高齢者の体力低下に伴う誤嚥性肺炎や尿路感染症のような、全身の各種疾患の治療を行っており、治療と並行して、コメディカルと協力して退院後の療養環境の整備にも努めています。
糖尿病に関しては血糖コントロールのための入院が多く、全国平均と同様に２週間ほどで退院しています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-	-	-	-	-	1	7
大腸癌	-	13	-	-	-	34	1	7
乳癌	-	-	-	-	-	-	1	7
肺癌	-	-	-	-	-	12	1	7
肝癌	-	-	-	-	-	14	1	7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	31	15.42	57.90
中等症	121	24.33	78.80
重症	22	25.45	87.77
超重症	11	21.10	87.73
不明

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	40	37.03	78.33	21.31%
その他	21	18.67	76.05	8.20%

消化器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	211	0.35	1.15	0.00%	65.46
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	32	0.47	13.09	6.25%	77.72
K635	胸水・腹水濾過濃縮再静注法	13	2.77	4.54	0.00%	66.62
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）	11	5.73	8.55	0.00%	71.55
K722	内視鏡的消化管止血術	-	-	-	-	-

内視鏡下での治療をメインに行っており、大腸ポリープの切除術では術前・術後日数共に短くなっています。
また内視鏡的胆道ステント留置術では、胆道疾患に対して、内視鏡にてステントを留置し、閉塞を防ぐような処置を行います。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	39	3.85	16.54	15.38%	75.95
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	35	1.69	5.23	2.86%	69.97
K5492	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	17	0.00	17.76	0.00%	69.06
K5972	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	17	7.82	18.00	5.88%	76.12
K5463	経皮的冠動脈形成術（その他）	-	-	-	-	-

救急疾患に対して２４時間緊急カテーテル治療が行える体制をとっており、カテーテル治療を主に行っております。四肢の血管拡張・血栓除去術・冠動脈のステント治療が中心となっております。
また近年はペースメーカー移植術が増加しており、より多岐にわたった疾患に対応しています。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	35	1.49	7.94	2.86%	64.06
K6335	鼠径ヘルニア手術	31	1.13	3.81	0.00%	67.58
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	21	0.48	1.67	0.00%	70.62
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	19	0.11	4.84	52.63%	77.58
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	13	0.85	4.69	0.00%	66.92

内視鏡を使用した胆嚢摘出術は患者さまの負担を減らし早期退院できるよう治療を行っております。
ヘルニア手術を多く行っており、開腹（クーゲル法）・腹腔鏡にて手術を施行しています。
他病院紹介患者さまの胃瘻造設や中心静脈栄養の為のカテーテル埋め込み術も短期入院にて施行しており、転院率が高くなっています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（上腕）（大腿）	79	6.04	41.10	12.66%	81.41
K0462	骨折観血的手術（前腕）（下腿）	51	3.10	19.10	0.00%	69.78
K0811	人工骨頭挿入術（股）	34	6.41	36.35	8.82%	85.56
K134-22	内視鏡下椎間板摘出（切除）術（後方摘出術）	23	5.96	18.57	0.00%	55.26
K0821	人工関節置換術（肩）（股）（膝）	17	3.47	48.65	0.00%	75.29

高齢患者さまが多く、転倒等による骨折に対して、手・足の骨折観血的手術や人工骨頭や人工関節の挿入術を中心に施行しています。比較的若年層の椎間板疾患に対しては、内視鏡下による手術を実施しております。
手術後は早期リハビリを行い、日常生活に不自由のないよう、支援しています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7811	経尿道的尿路結石除去術（レーザー）	46	2.02	4.87	0.00%	61.52
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	34	0.82	9.79	2.94%	74.32
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	30	1.87	5.87	0.00%	76.70
K768	体外衝撃波腎・尿管結石破砕術	-	-	-	-	-
K830	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（その他）	-	-	-	-	-

尿路系結石（腎・膀胱・尿管）に対しTUL・ＥＳＷＬ等の治療を中心に行っています。
膀胱癌や前立腺肥大症に対する経尿道的治療も行っております。また尿管ステントの留置による腎盂腎炎や腎不全の治療を行っています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	10	0.25%
180010	敗血症	同一	12	0.30%
180010	敗血症	異なる	10	0.25%
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和元年度 育和会記念病院 病院指標

令和元年度育和会記念病院病院指標